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伝統芸能紹介(50音順) 動画

南部切田神楽(なんぶきりたかぐら)
市町村名 十和田市 開催時期 9/15
 切田八幡宮の例祭に神楽殿で権現舞が奉納される。演目には、権現舞・鳥舞・翁・三番叟・番楽・山神舞・機織など16番があり、特に権現舞は5頭の獅子がそろって、ホラ貝・太鼓・笛・手平鉦の激しいリズムにのって勇壮に五方固めの舞いを演じ、悪魔払いと国土の平安を祈る。切田八幡宮は鎌倉時代から南部家がまつった古社で、当時仕えた山伏修験がこの山伏神楽を伝えた。代々南部家の御用神楽で、本県南部地方の山伏神楽のかなめと言われた。その後一時衰えたが、江戸時代後期に岩手小鳥谷の舞太夫から、75番の神楽を習って復活した。

南部駒踊(なんぶこまおどり)
市町村名 十和田市 開催時期 9月第2土曜日
 踊り手は10人で、饅頭笠をかぶり、黒い羽織を着て、駒の頭をつけた木枠の中に入り、手綱を取った騎乗の姿で踊る。木枠の下に垂れて馬体を包む白幕(葦毛馬)・黒幕(アオ、黒毛馬)・赤幕(栗毛馬)の3馬は御幣を持ち、役馬である。笛・太鼓・手平鉦のはやしにつれて、庭入り・直り駒・引返し駒・休み駒・進み駒を演ずる。三方講子では御幣を持つ3頭の役馬が中央で踊る。付け踊に七つ道具があり、棒・杵・太刀・長刀を採り物にして踊る。馬産地の南部では昔から春に放牧した野馬を、秋に勢子たちが馬を乗り回し追いつめて捕らえた。この野馬捕りのさまを近世に芸能化したものという。洞内では南部九牧(盛岡藩営の9牧場)の一つである木崎野での野馬捕りであった。
pc.gif南部駒踊り

念仏鶏舞(ねんぶつけいまい)
市町村名 東北町 開催時期 4,7/13 
 踊り手は鶏形のえぼしをかぶり、赤じゅばんに浅黄のたすき、括り袴に白たび、わらじばきで、4人ずつ採り物の棒・杵・刀・長刀を持つ。はやしは太鼓と手平鉦4人、笛3人、ささら2人で、笛を除いて踊り手と円陣を組んで右回りに進む。墓念仏は歌い手9人の念仏に合わせ、太鼓の拍子で白扇を持って踊る。鶏舞の演目は庭入りなど10種、ほかに墓念仏・幼な子花取りなど10種である。7世紀ごろ、都から落ちのびて来た貴人と、その跡を追って来て小川原湖に投身し、沼の主になったという姉妹の霊を慰めて踊ったと伝えられるが、亡魂供養のため盆行事に演じた念仏踊りから始まったものであると考えられる。

のへじ神楽囃子(のへじかぐらばやし)
市町村名 野辺地町 開催期間 8月中旬
 毎年8月中旬に開催される「のへじ祇園まつり」。山車の前を神楽はやしと一緒に、杓子を持ち、太鼓や手平金、笛のはやしに合わせ、ほおかむりをし、面白おかしく踊る。
pc.gif野辺地町観光協会

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