全地域一覧 東青地域 中南地域 三八地域 西北地域 上北地域 下北地域
伝統芸能紹介(50音順) 動画

田子神楽(たっこかぐら)
市町村名 田子町 開催時期 旧正月,10/13,27,11/2
権現の獅子頭をまわして祈祷するのを本旨とする山伏神楽・番楽とかいわれる神楽の一種である。旧正月中は、「春祈祷」と称して各家々を回って祓いをする。これは「舞立ち」「門打ちの通り神楽」などともいい、その練りは古風を遺している。岩手・秋田・山形県の同類型の神楽にくらべて、概して囃子のテンポも早く、舞の型の複雑な一類を代表するものといえる。曲目は計十六番が伝承されており、「四方番楽」「念寿」「桜子」「機織」などは演技法としても特色が著しく、また五拍子といわれる囃子は、笛・太鼓・手摺鉦の三種で演奏される。
pc.gif田子町ガーリックセンター

虎舞(とらまい)
市町村名 八戸市 不定期
 虎舞は、陸奥、陸中、陸前の三陸沿岸部に普及し、主に大漁祈願・家内安全・火伏せのために行われている。踊りの内容は、荒れ狂う虎をササラを持った子供の純粋な神通力と火ノ神ひょっとこ(火男)が導くというものでそれによって虎の霊力が悪魔払いや火伏せに対して効力を発揮すると考えられている。八戸地方では虎舞に頭を噛んでもらうとその年は病気にならないとか、頭がよくなるなどと言われている。
pc.gif八戸三社大祭

南部切田神楽(なんぶきりたかぐら)
市町村名 十和田市 開催時期 9/15
 切田八幡宮の例祭に神楽殿で権現舞が奉納される。演目には、権現舞・鳥舞・翁・三番叟・番楽・山神舞・機織など16番があり、特に権現舞は5頭の獅子がそろって、ホラ貝・太鼓・笛・手平鉦の激しいリズムにのって勇壮に五方固めの舞いを演じ、悪魔払いと国土の平安を祈る。切田八幡宮は鎌倉時代から南部家がまつった古社で、当時仕えた山伏修験がこの山伏神楽を伝えた。代々南部家の御用神楽で、本県南部地方の山伏神楽のかなめと言われた。その後一時衰えたが、江戸時代後期に岩手小鳥谷の舞太夫から、75番の神楽を習って復活した。

八戸えんぶり(はちのへえんぶり)
市町村名 八戸市 開催時期 2/1720
えんぶりは年の初めに豊年満作を祈る民俗芸能で国の重要無形民俗文化財に指定されている。踊りは田植えの作業を模しているが、えんぶりの名称は田ならしの農具を持って踊ったことから由来する。えんぶりでは踊ることを摺る(する)といい、演目は「摺り初め・中摺り・摺り納め」が中心となり、合間には祝福芸の「松の舞」「えんこえんこ」「大黒舞」「えびす舞」等が踊られる。
pc.gif八戸えんぶり

八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)
市町村名 八戸市 開催時期 7/31〜8/4
 およそ290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大のお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。華やかな山車絵巻が繰り広げられる。8月1日と3日の両日、おがみ神社・新羅神社・神明宮の三神社の神輿行列と、神話・伝説・歌舞伎等を題材に、各山車組が制作した27台もの山車の合同運行。
豪華絢爛で、大きな山車が沿道を通る度に、沿道は見物客の歓声に包まれる。また、7月31日の前夜祭、8月4日の後夜祭は、山車がライトアップされ日中とはまた違った雰囲気を楽しむことができる。

pc.gif八戸三社大祭

inserted by FC2 system