全地域一覧 東青地域 中南地域 三八地域 西北地域 上北地域 下北地域
伝統芸能紹介(50音順) 動画

お山参詣(おやまさんけい)
市町村名 弘前市(岩木地区) 開催時期 9/2022
 津軽の秋最大の祭、国の重要無形民俗文化財「お山参詣」。日本の山岳信仰の典型のひとつといわれ、古くから宗教学や民族学の研究対象とされてきた。五穀豊穣・家内安全を祈願する伝統行事で、御神体である岩木山と一体になることによって、自己の浄化を目指すとされている。
pc.gif岩木山最大のお祭り「お山参詣」岩木山ワールド

黒石ねぷた祭り(くろいしねぷたまつり)
市町村名 黒石市 開催時期 7/30〜8/5 
 江戸時代中期に書かれた『分銅組若者日記』という文献によるとすでに250年以上も前からから行われていた。平成5年に県の無形民俗文化財に指定される。黒石市内や近隣町村から集まる70台余りのねぷたによる合同運行は、県内最大(世界最大)の台数で、このうち人形ねぷたは十数台、扇ねぷたは約60台運行される。
200年以上前の古い民家が建ち並ぶこみせ通りなどの狭い路地を大小のねぷたが連ねる。
 
pc.gif黒石ねぷた祭り

黒石よされ(くろいしよされ)
市町村名 黒石市 開催時期 8/1420
 起源は古く、約500年〜600年前の盆踊り時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれている。天保年代(18301843)の旧記に「近頃、世を去れ節と申すものはやりて候〜」と記され、「よされ」という言葉が出てきたのはこの頃であると考えられている。よされの語源は、豊作で楽しいときは「仕事を止(よ)して楽しみな(され)」凶作で苦しいときは「このような世(よ)の中は去れ(され)」という意味が込められている。
pc.gif社団法人 黒石観光協会

津軽神楽(つがるかぐら)
市町村名 弘前市 開催時期 宵宮,礼祭時
 津軽四代藩主信政公は唯一神道の宗源(吉田神道)を極め、宝永7年(1710)に没し高照霊社に祭られた。堰神宮(藤崎町堰神社)の神主堰八豊後守安隆は、信政公の神意にかなうような神楽を献上すれば、神道の執行の一助になり、又地方文化の発展に寄与できると考え、神楽の祖神及び高照神社に祈誓。正徳2年(1712)藩命をうけて江戸、京都に赴き各藩の神楽を研究し、正徳4年(1714)帰藩し弘前東照宮の神主山辺丹後の協力を得て津軽神楽を作りあげた。
pc.gif弘前市役所ホームページ

津軽三味線(つがるしゃみせん)
市町村名 津軽地域全体 開催時期 通年 
 本来は津軽民謡の伴奏に用いたが、梅田豊月(ほうげつ)、白川軍八郎、木田林松栄(きだりんしようえ)、高橋竹山(ちくざん)らの名人によって、はでな曲弾きが加わり、独奏・合奏楽器として確立した。力強く、激しく、その一方では繊細な独自の音色が生まれる。
明治後期〜昭和初期の浪花節全盛時代に津軽地方で「じょんがら」「よされ」「おはら」のいわゆる「津軽三つ物」が浪花節の代用として流行した結果、興行や舞台演出にショー的要素が加わった。

弘前ねぷたまつり(ひろさきねぷたまつり)
市町村名 弘前市 開催時期 8/17
 三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏まつり。由来は諸説あるが、忙しい夏の農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す「眠り流し」という農民行事から生まれ、またねぷたの語源も、この「眠り流し」から「ねむたながし」「ねむた」「ねぷた」と転訛したのではないかといわれている。昭和55年(19801月に重要無形民俗文化財に指定され、現在は、子どもねぷたや前燈籠など様々に趣向を凝らし、鏡絵(前)の雄姿と見送り(後)の幽玄さが対照的な「扇ねぷた」、伝統ある豪華絢爛な「組ねぷた」とともに、情緒ある笛や太鼓のねぷた囃子にのせて、市民らの手によって運行されている。
pc.gif社団法人弘前観光コンベンション協会

inserted by FC2 system